■2012年12月25日(火)21:29
我にはそれが出来なくとも、誰かがそれを成せるように……
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斑鳩本編エンディングにて、石のような物体は初めて人間に傷を付けられ自問自答した。 「何度も繰り返し、ここに初めて人は我に傷を付ける力を得た。 人を管理し、より良い道へ導くためにはもっと人のことを知らねばならぬのかも知れない……」
その後、何度も繰り返す10万年の間、石は人への干渉を弱めていった。 しかし、石と対峙せずとも人は自ら世界を滅ぼし、また世界は同じ時間を繰り返してゆく……
そんな中、鳳来の国の姫である天楼は夜な夜な世界の滅びの夢を見るようになる。 またそれと同じくして、未来予知の能力を手に入れる……
天楼はその力を使い世界征服に乗り出すこともあれば、公職には就かず天寿を全うすることもあった。
そして…… とある時間軸の天楼、まだ少女であったが聡明でこの世の行く末を案じていた天楼は自分の能力の正体に気がつく…… 未来を見ているのではなく、過去何度も繰り返した世界の記憶が幽かに残っているのだと…… 自らが世界征服を企てた世界も、何も出来ず終わった世界も…… そして、そのどれもが自らの善意で選択したことだと……
天楼はその世界ではまだ迫害をされず、王宮で存分にその腕を振るっていた技術者達を呼んだ。 その中には身分の違いにも関わらず、まるで孫のように可愛がってくれた者も居る。
「最期のわがままを聞いてくれ」 天楼は石に比類する意志の形、斑鳩と銀鶏の制作を命じる。 そしてそれを、いつか何年経っても飛べるように埋蔵するようにと……
そして、天楼はその日から存在しなくなった…… 何度世界が繰り返そうと、鳳来天楼という人間はこの世界に存在することはなくなった……
「大丈夫、あなただけに辛い思いはさせない…… いつかわかり合えるようになるまで、ずっと側に居るから……」
えーひとつ前のイラスト本予定のやつで描く予定の斑鳩MODです。 なんですか、Mっぽい性格のHちゃんですか、と突っ込まれそうですが、能力と思い詰め方はOっぽいですよね。 脳内再生ボイスはMちゃんですけど……(歳を取っているように聞こえる声っていうのは公式ですよね?)
何度も繰り返す世界というのは全てのではありませんがSTGの重要な要素のひとつだと思っています。 らじおぞんでで語られた例の「最後の一日」話ですね。 で、それを発展させ、Gのループ、Rのループと共に地球で何かループを造ればSTGの世界観をまとめられるんじゃないか、っていうので斑鳩となりました。
元々は上記のネタなので、いわゆるスーパーシューティング大戦をもしするならどういうシナリオにしようか、っていうのが原点です。
Rのループも色々出来るので妄想は止まりません…… 結構色々な話が描けそうなのですよ〜
逆にR世界でまどかキャラっていうのもありますけどね…… (3周エンド、2周目ラストまで妄想完了)
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